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2024年03月29日
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黒部ダムのトロリーバス

2008年11月11日

黒部ダムのトロリーバス



黒部ダムでは、全国で唯一、トロリーバスが走っています。

トロリーバスというのは、
電気をエネルギーとして動いているバスのことです。


電気自動車と同じ乗り物だと思うかもしれませんが、
違う乗り物です。


トロリーバスには、屋根にトロリーポールと呼ばれる電気を受給するための設備があり、
架線を使用して電気を供給します。


電車と同じ方法になるため、
トロリーバスの区分けは、電車ということになるのだそうです。



黒部ダムに行くまでの経路としておすすめは、


長野県大町市にある扇沢駅まで、
路線バス、車、タクシーなどで行き、

そこから、全国で、唯一の交通手段であるトロリーバスを使って、
黒部ダム駅までいくという経路がお勧め。


トロリーバスは、排気ガスを出さないので、
環境への影響はとても小さいです。

しかし、架線がない場所へは移動できないので、
一般のバスのように自由に動くことはできません。


路面電車と同じ様に架線が必要なため、
美観を損ねる欠点もあります。

トロリーバスは、広い道路で、
環境への影響を小さくした少量の運送に向いています。


交通状況から、今は無くなってしまっていますが、
昔は、東京や大阪でもトロリーバスが走っていたようです。


トロリーバスの車内では、
黒部ダムを建設していた時の状況などがアナウンスされていますので、
黒部ダムの予備知識を入れることができます。
 

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黒部ダムの観光地「くろよん記念室」

2008年11月10日

黒部ダムの観光地「くろよん記念室」

 

黒部ダム周辺には見所が多く、
観光する場所はいっぱいあります。


その中の1つに、
「くろよん記念室」という場所があります。


くろよん記念室は、
黒部ダム駅から連絡通路回りで、徒歩5分の所にある
ダムレストハウス内の3階にあります。


くろよん記念室には、黒部ダムの縮尺模型や、
断面の立体図、破砕帯の岩などが展示されています。


また、
トンネル掘削工事現場のような内装を施している映写室で、
黒部ダム建設時の記録で製作した映画「くろよん物語」が、
常に上映されており、
当時の黒部ダムの工事の大変さが分かる記念室になっています。

三面マルチ画面の映像で、わかりやすく解説しています。

11分の映画。


その他に、休憩できるスペースや、
屋上展望台もあります。

くろよん記念室は、無料で入場することができます。見学無料。

営業期間は、4~11月までで、
営業時間は、午前7時30分~午後5時までとなっています。

ただし、11月6日~11月30日の間の営業時間は、
午前8時30分~午後4時までとなっています。

 


くろよん記念室の近くには、殉職者慰霊碑があります。


黒部ダムの完成までに、
命を落とした171名の名前が刻まれています。

入口で、後立山連峰の破砕帯から
湧き出る名水を飲むことができます。

飲みやすいようにひしゃくが置いてあります。

黒部ダムの観光放水について

2008年11月07日

黒部ダムの観光放水について

 

黒部峡谷にある黒部ダムでは、
毎年6月26日から10月15日の間、観光放水が行われています。
 

これは、自然景観の維持のため、
黒部峡谷にダムを建設する際の許可条件として、
決められているためです。



放流時間は、
6月26日~7月31日の間は、
午前6時~午後5時30分までで、
 

8月1日~9月10日は、
午前6時30分~午後5時までで、
 

9月11日~10月15日は、
午前7時~午後4時30分となっております。
 


ただし、雨が降るなどして、
河川の水量が多い場合は、中止になる場合があるようです。


 

黒部ダムは、高さ186mという日本一の高さを誇り、
ダム堰堤からは、1秒間に、10立方メートル以上の水が噴出しています。


黒部ダムの展望台と、新展望広場から、
迫力のある放水を見ることができます。

噴出した水しぶきによって、
晴れた日には、虹が見えることがあります。



 

また、「ふぉっとダム」という記念写真システムが、
展望台の2ヶ所に設置されており、
放水の時間に合わせて、記念撮影できます。

撮影タイプは、
ズームとワイドの2種類があり、
ズーム、ワイド共に、1枚1200円(税込み)となっています。

黒部ダムの観光放水の記念として、
写真を撮るのは良いですね。


映画「黒部の太陽」で知られる黒部ダムですが、
ぜひ、観光放水を見に行ってみてはいかがでしょうか。